入院＆手術の日にち決定

ちまちまと書き進めているせいで、話の流れ的にはまだ乳がんだと判明していないけど、今日は『手術がちゃんと出来るかどうかの検査』のために病院へ行き、入院と手術の日にちが決まったことのご報告です。

検査といっても尿検査、血液検査、心電図、肺機能検査、胸部レントゲンといった、普通の健康診断とほぼ同じ内容だったんで、前回のMRIに比べたらメッチャ楽でした。
でもね、心電図やってるときに薄いカーテンを隔てた隣が１歳前後っぽい（デルさん身近に子どもがいないので、子どもの年齢ってものが全然分からない）お子様で、その子が未知の恐怖に怯えて泣き叫んでるんですよ、「ピギャース！！」って。「フギャー！」でも「ンギャー！」でもなく「ピギャース！」。
常々「人でなし」と言われてるデルは「あんな小さな子がかわいそうに」ではなく「おぉ、ピギャース！ってホントに言うんだ」と、変な方向で感心してました。人でなしすぎるわアタシ。


そして検査結果が出たところで担当医に呼ばれて面談開始。
前回「これ読んどいてね、宿題だよ」と渡されていた手術説明書のプリントを元に、しこりの位置とか、こんな風に切りますよとか、こことここを縫い合わせて傷口はこんな感じとかっていうのを、プリントに載ってるおっぱいのイラストにガシガシ描き込んで説明してもらいました。
あまり詳しく説明されるともれなく貧血で倒れるから（血を見るだけでなく、話を聞いてるだけでも倒れる仕様）グロい表現は出来る限り避けてほしいなーという気持ちがデルの顔に表れていたのか、先生は淡々と説明してくれました。
そして入院と手術の日取りについて、先生から「４月の第一週と第二週、どっちがいい？」と言われ、今日までにかなりジリジリイライラしていたデルの答えはもちろん「第一週で！」。

というわけで、入院は４月４日の水曜日、手術は翌日（５日）となりました。
長い・・・ここまでが長かったよ・・・なんつったって、しこり発見から３ヶ月後にようやく手術なんだもん。ホントに長かったよ。
でもまぁ、手術がゴールじゃなくって治療のスタートなのは分かってるし、まだまだ先が長いことも、ゴールが遙か遠くにありすぎてここからじゃ全然見えないことも分かってるけど、ようやくスタートラインにたどり着けたことが本当に嬉しい。

さて、これから３週間で入院準備しなくちゃね。まだ３週間もあると思って油断してると気づいたときにはもう４月！となりそうで怖いので、早めに荷造りしようと思います。